大阪市西淀川区の佃地区まで
昔『江戸名所図会』などを読んでいて、東京の中央区にある佃は摂津の国の佃村から来た漁師たちが作った漁村であるとの記述があって「ほう」と思ったものです。いまでは高層マンションエリアにちかいところというイメージで、またもんじゃを食べに行くところといったイメージでしょうか。
そこで思い立って大阪の佃地区はどんなところなのか見に行ってみました。
まず、JR塚口駅で降りてバス停を探します。駅前はなかなか気合の入った店が並んでいます。左手に大きなサンリバー柏里商店街の入り口があります。国道2号線の佃バス停で降ります。ここは神崎川と左門川にはさまれた中洲のような地形です。佃の地名を見るとなんだか懐かしいような感じです。
佃にある田蓑(たみの)神社です。佃地区の北のほうにあります。祭神はもちろん東京佃の住吉神社と同じで底筒之男命、中筒之男命、表筒之男命、神功皇后です。(東京の住吉神社では東照御親命=徳川家康も入っていますが)
田蓑は平安時代以来の歌枕でもありますが、源氏物語の「澪標」に「田蓑の島に御禊仕うまつる」とも出てくるところですね。
八十島祭の舞台の一つでもあったのでしょか。
大阪マスジド(モスク)へ
地図をみると近くに大きなモスクがあるようなので見に行きます。
今度は国道から南に歩いて行って南海本線千船(ちぶね)駅を過ぎて神崎川にかかる千船大橋を渡ります。
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